
トレビーノでは同じ蛇口直結型でも上位機種・下位機種の複数種類が販売されています。
上位機種の高除去タイプは何となく良さそうな感じがしますが、どんな違いがあるのかは分かりづらいのではないでしょうか?
トレビーノのカートリッジの違いをまとめて説明します。
目次
トレビーノの高除去タイプと通常タイプの違い
トレビーノでは同シリーズでも複数の機種があります。
高除去と通常の違いはカートリッジの浄水性能にあり、除去できる項目が多いか少ないかということになります。
ここでは分かりやすいように、トレビーノの中でも一番の高除去タイプである「カセッティ206SMX」と通常タイプの「カセッティ305T」で比べてみます。
カセッティ206SMX
カセッティ206SMXでは、次の13項目の除去ができます。
(公式サイトhttp://www.torayvino.com/product/cassetty/mk206SMX/より)
カセッティ305T
カセッティ305Tでは、次の7項目の除去ができます。
(公式サイトhttp://www.torayvino.com/product/cassetty/mk305T/より)
つまりカセッティ206SMXでは305Tよりも、次の6項目でより多くの除去ができることになります。
【通常タイプで取り除けない6項目】
・溶解性鉛
・1,1,1-トリクロロエタン
・クロロホルム
・ブロモジクロロメタン
・ジブロモクロロメタン
・ブロモホルム
通常カートリッジで除去できない物質とは?
トレビーノの通常カートリッジで除去できない6項目と、その物質を摂取することによる影響は次の通りとなります。
溶解性鉛
配水管に使用される水道用鉛管から流れ出た鉛が水道水に溶け込んでしまっている物質です。
体内に入ると赤血球に付着、骨に沈着し蓄積されていきます。
神経毒性、腎毒性、タンパク親和性が大変強く、不眠や頭痛、消化管障害という影響がでるといわれています。
子供が摂取すると脳の成長に影響を及ぼし、IQにも影響があるというデータも出ています。
1,1,1-トリクロロエタン
肝臓、腎臓、心臓などに疾患が起こる可能性がある物質です。
胎児に影響があるといわれているため妊婦は特に摂取を避けるよう言われています。
クロロホルム
塩素が化学反応を起こしてできる発がん性物質の1つ。
呼吸器や肝臓、腎臓などへの影響があると言われています。
ブロモジクロロメタン
発がん性の可能性のある物質。
塩素が化学反応を起こしてでき、肝臓や腎臓などへの影響を及ぼすと言われている物質です。
ジブロモクロロメタン
塩素が化学反応を起こすことで生成される発がん性物質。
肝臓や腎臓に悪影響があると言われています。
ブロモホルム
発がん性の可能性がある物質です。
内臓や中枢神経系に悪影響を与える危険性があると言われています。
水道水には塩素を入れることで水を消毒し病原菌を殺菌する効果があります。
しかし、逆に塩素による化学反応で発がん性物質が生成されてしまうという悪循環が出てしまっていることが分かります。
高除去カートリッジであれば、これらの有害物質を除去することができるので安心です。
トレビーノでは高除去カートリッジでないと意味がない?
水道水は51項目にも及ぶ厳しい検査を行っており、水道水に含まれる有害物質は一生涯飲み続けても問題ないレベルの摂取量といわれています。
そのため、必ずしも高除去カートリッジを使わないといけないということでもありません。
とはいえ不安に感じる人も多いので、トレビーノでは交換カートリッジに互換性を持たせてあり、カートリッジ交換の際にあとからでも高除去タイプに変えることもできます。
ただし、除去率に目をむけてみると別の不安点がでてきます。
トレビーノ浄水カートリッジの除去率
トレビーノのカートリッジでは除去項目と併せて除去率が掲載されています。
(公式サイトhttp://www.torayvino.com/product/cassetty/mk206SMX/より)
濁り以外の項目での除去率は80%となっています。
発がん性物質であるクロロホルム やブロモジクロロメタンなどの物質においても完全にフィルターで除去してくれるものではありません。
80%は安心できる数値ではないのではないでしょうか?
高除去というのはあくまでも除去項目数のことであり、除去率が高くなるわけではないので注意が必要です。
また、放射性物質の除去がまったくできないのは不安に感じませんか?
震災以降、水道水に含まれる放射性物質の不安から、浄水器やミネラルウォーターの需要が高くなっています。
トレビーノは数千円で手軽に買え、なおかつ発がん性物質まである程度除去してくれると考えると十分な性能ともいえます。
しかし長く体内に取り込んでいくものと考えると、除去率が80%なのは満足のできる数値ではありませんし放射性物質は素通りしていると考えると不安は募ります。
水道水の不純物除去率を上げることはできる?
水道水に含まれる不純物を除去し安心して飲むことができる水にしたいならRO水という方法があります。
RO水とは、逆浸透膜という超微細なフィルターを通して不純物を除去した純水のこと。
0.0001ミクロンという小さな穴を通すため、発がん性物質だけでなく放射性物質も取り除くことができます。
不純物の除去率はほぼ100%のため、牛乳や海水ですら真水にすることができるほどです。
トレビーノでは80%が限界であったものが、RO水は水道水に含まれる不純物をほぼ100%除去できます。
すべての水道水の成分が除去対象となるため、除去項目の7項目・13項目の違いを考える必要もありません。
このRO水の技術は工場の浄化プラントでのみ使われていましたが、技術の進化により家庭向け浄水器にも搭載できるようになっています。
しかし、家庭向けはかなり高額です。
(楽天「逆浸透膜浄水器」より)
いくら安心できる水といっても、トレビーノのように手軽に設置できる金額ではありませんね。
水道水から不純物を取り除き純水にする技術ですから、当然といえば当然です。
しかし購入するとなると数十万円の金額がかかるところですが、レンタルであれば月々の負担が軽くで利用できます。
月々のレンタルで自宅でRO水を飲むには
自宅でRO水を飲むには水道直結のウォーターサーバーが便利です。
これまでの主流といえばボトル宅配タイプのウォーターサーバーでしたが、
冷水、温水がすぐに使える
RO水が自宅で飲める
というメリットがある一方で、
注文や受け取りが面倒
保管場所が必要
重いボトルを設置するのが手間
内部清掃が2~3年に1回(しかも有料)
保管中にRO水の鮮度が落ちる
と使用してみないとわからないデメリットも多くありました。
メリットをそのままでデメリットを解消したものが水道直結のウォーターサーバーです。
水道直結型ウォーターサーバー【クールクー】
クールクーは自宅の水道水をROフィルターで純水にすることができるため、手間がかからず新鮮なRO水を飲み放題。
高額なROろ過装置をレンタルにすることで月々定額で利用することができます。
しかも初回設置費用が無料になるキャンペーンもあるため、導入にあたっての費用も不要。
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トレビーノ | クールクー | |
料 金 |
3,000円~6,000円 | 月々4,200円 |
特 徴 |
・除去最大13項目 ・除去率80% ・放射性物質の除去不可 ・カートリッジ2~5か月ごと交換 |
・水の成分すべて除去対象 ・除去率ほぼ100% ・放射性物質除去可能 ・カートリッジ交換年1回(無料) ・有人メンテナンス年1回(無料) |
除去項目・除去率を気にして使うよりも、いつも安全で安心な水を飲める水道直結のウォーターサーバーを検討してみませんか?
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