お茶について詳しくないから煎茶や緑茶の違いについて知りたい!
味わいはどう変わってくるのか?
など気になるお茶のことについてまとめています。
気になる方はぜひ見ていってください。
煎茶と緑茶は何が違う?
結論から言うと、緑茶と煎茶は同じ茶葉で作られています。
煎茶は緑茶の中の1つという表現が一番適しているでしょう。
緑茶は不発酵茶葉を利用したもので、煎茶、かぶせ茶、ほうじ茶、玉露はすべてこの同じ茶葉を利用して作られたものです。
なので緑茶というのは、煎茶、かぶせ茶、ほうじ茶、玉露すべてのことを指します。
同じ茶葉を使用した煎茶、かぶせ茶、ほうじ茶、玉露で味わいが変わるのは茶葉の栽培方法に違いがあるからなんですよ。
煎茶、かぶせ茶、ほうじ茶、玉露の栽培方法の違いって何?
じゃあ茶葉の栽培方法でどう違うのかについて話していきます。
煎茶、かぶせ茶、玉露は茶葉の日光に当てている期間が違います。
新芽が出てからもずっと日光に浴びせ続けて育てた茶葉を使って作るのが煎茶
新芽が出た後もしばらく日光に浴びせ続けて茶摘前1週間から10日前後は日光を遮って育てた茶葉を使って作るのがかぶせ茶
新芽が出た後から日光を遮ってから育てた茶葉を使って作るのが玉露
緑茶を熱で焙じて作るのがほうじ茶
というように分けられています。
煎茶、かぶせ茶、ほうじ茶、玉露で味わいはどう変わるの?
同じ茶葉でも日光の量で味わいが変わる理由について説明します。
日光を浴びれば浴びるほど光合成が行われます。
光合成が行われると渋み成分であるカテキンが増加します。
なので煎茶はお茶の渋みがありスッキリとした味わいになります。
逆に遮光して光合成を抑えた茶葉は渋み成分であるカテキンの増加がおさえられ、旨み、甘味成分であるテアニンが増えます。
なので煎茶に比べて、かぶせ茶や玉露は渋みよりも甘味のある味わいになります。
葉を熱で焙じて作ったほうじ茶は香ばしい香りとすっきりとした味わいが特徴です。
煎茶と緑茶の違いまとめ
煎茶と他の玉露やかぶせ茶との違いについて話してきました。
味わいもそれぞれ違い、自分の好きな味わいのお茶も人それぞれでしょう。
ぜひ全部のお茶を試してみて自分の好きな味わいがどのお茶なのか探してみてはどうでしょうか?