いつも飲んでいるフレシャスの水に浮遊物が浮いているのを見つけたら、ゾッとするのではないでしょうか?
・いつから浮いているんだろう?
・この正体は何だろう?
・体に悪いものなんじゃないの?
とその正体が何なのか気になりますし、飲むと体に悪いものではないかと不安になりますね。
目次
白い浮遊物の正体はミネラルの結晶
天然水に浮遊物が浮かんでいるのは一般的にあることのようで、よくある質問に回答が書かれています。
(フレシャス「よくあるご質問」より)
白い浮遊物の正体はミネラルが結晶になったもので、無害なので安心してくださいという内容。
天然水を冷やしたり温めたりすると水に含まれているミネラルが結晶化して白くなり、再度溶けこむことがないため浮遊してしまう、というわけです。
はじめて見つけてしまったときは心配になりますが、飲んでも大丈夫という回答。
ただし、浮遊物が100%ミネラルであるとは言い切れません。
白い浮遊物を100%ミネラルとは言い切れない理由
フレシャスを使い始めて間もないときであれば、まずミネラルの結晶で間違いないでしょう。
しかしサーバーを利用して時間が経過しているのであれば、ミネラルではない可能性が高くなります。
さて、何でしょうか?
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なんとなく想像はつきますね。
そう、カビや細菌です!
・サーバーのメンテナンスをちゃんとしていますか?
・自動クリーン機能に任せっきりではないでしょうか?
ウォーターサーバーは常に水や湿気に覆われていますので、メンテナンスをしていないとカビや雑菌が繁殖してしまいます。
臭いや味に変化を感じているなら、カビや細菌の可能性が高いです。
白い浮遊物は分かった!では黒い浮遊物の正体は何?
もし水に黒い浮遊物が浮いている場合は、事態はもっと深刻だと考えてください。
黒い浮遊物の正体はカビ・細菌・汚れなどです。
サーバーを衛生的な状態に保てていないと、カビや細菌はどんどん増殖していきます。
もちろん体にも害があるので、今すぐにメンテナンスを行う必要があります。
ウォーターサーバーは定期的なお手入れが大事
浮遊物がミネラルであっても何か浮いている場合は、まずはサーバーをお手入れしてきれいにしてください。
機種によって多少お手入れ箇所は異なりますが、水に触れる場所をきれいにするイメージです。
水を供給する箇所
ウォータパックを設置するホルダー、ボトルを設置するボトルベース(スラット)、パックに穴をあけるニードルは常に水と触れている箇所です。
食品用アルコールを使って除菌し、水が溜まっている場合はキッチンペーパーなどで水分を取り除いておくことでカビの繁殖を抑えられます。
通常はパックやボトルを交換のタイミングで行う清掃ですが、黒い浮遊物に気づいたときは水が残っていてもすぐに清掃した方が体のためです。
出水口付近
出水口付近は内部に水滴がついており、汚れが吸着しやすい場所です。
カビや雑菌の温床となりやすいのですが、目に見えない箇所なので放置してしまいがちです。
コックキャップを取り外して出水口に綿棒やブラシを差し込んでみると、おそらく真っ黒になって出てきますよ。
黒い汚れが付着しなくなるまでキレイにして、新しい綿棒に食品用アルコールをしみこませて除菌しておきましょう。
今後は1週間に1回はお手入れするようにしてください。
サーバーの交換ができればなお良いが・・
黒い浮遊物が浮いてきた場合、サーバー内部もかなり汚れている可能性があります。
サーバーは交換することができるので、一旦新しいサーバーに交換してからお手入れを始めると安心でしょう。
ただし、5,400円(税込)のサーバー交換手数料が必要となります。
天然水は浮遊物が出やすく沈殿物が溜まりやすい
天然水に含まれるミネラルは結晶化以外にも、サーバーのタンク内に含有物が沈殿しやすい特徴があります。
フレシャスは定期メンテナンスがない代わりに、サーバーにクリーン機能を搭載しています。
モードによって多少役割は変わりますが、クリーン機能はタンク内をきれいにするためについています。
沈殿物が溜まらないようにタンク内の水やお湯を循環させるのですが、すべてを循環させることはできず沈殿物は少しずつ蓄積していきます。
元はミネラルであっても、水以外の物質がタンク内に溜まっているのは衛生上よくありません。
サーバーのタンク内に沈殿物が溜まらない方法はない?
サーバーのタンク内に沈殿物が溜まらないようにするには、
・天然水から不純物を取り除くか純水を使用する
・人の手でサーバー内タンクをきれいにする
この2つの方法を行うことです。
フレシャスが提供しているのは天然水のみなので、純水を使用することはできません。
また、定期メンテナンスが要らないようクリーン機能を付けているため、有人メンテナンスは別途相談となります。
水の不純物を取り除き純水にする方法がある
水に含まれるミネラルなどを取り除いて純水にするには、ROろ過という方法があります。
【ROろ過とは】
ROろ過とは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の開発した穴径0.0001ミクロンの特殊なフィルターを用いて、水から不純物を取り除く仕組みのこと。
水分子以外のすべての物質が除去対象になり、カビやウィルス、発がん性物質や放射性物質まで99.9%除去することができる。
このROろ過システムはボトルウォーターの工場でも活用されており、アクアクララやクリクラなどがRO水として宅配もしています。
(アクアクララやクリクラはRO水にした後ミネラルを加えているため純粋なRO水ではありません。)
これまではボトルウォーターの工場でしか使えなかったROろ過が、今ではウォーターサーバー内に収まるようになり家庭でも使うことができます。
このROろ過を搭載し、家庭内で純水を生成できるのは「クールクー」というウォーターサーバーです。
自宅でRO水を生成できるクールクーとは
クールクーは水道水から水を供給し、サーバー内のROろ過システムで純水にします。
その純水をタンク内で冷水・温水にするため、不純物の浮遊・沈殿の発生はほとんどありません。
また、自動クリーン機能を搭載しているため、定期的にタンク内の水を循環させることもできます。
純水のため不純物の沈殿はほぼありませんが、クールクーでは1年に1回の有人の定期メンテナンスをしてもらえます。(しかも無料!)
ただし、クールクーにはROろ過ならではのデメリットがあります。
クールクーのデメリット
ROろ過では取り除く不純物は水分子以外すべてが対象となり、除去率は99.9%です。
そのため除去した不純物や水以外の水分を排水する(捨てる)必要があります。
この排水の量がRO水1リットルに対し、3~4リットル発生するのです。
そのため水道水4~5リットルで1リットルの飲み水ができる計算になります。
ただ排水が出るとはいえ、料金的には水1リットルに対し0.3円ほどなので、5リットル使ったとしても1.5円で済みます。
経済的な負担はそれほど大きくないので安心してください。
【クールクー】
ROろ過で純水を生成するため浮遊物の発生はしない
不純物の除去率99.9%
1年に1回の有人メンテナンスが無料で受けられる
月々のレンタル料4,200円
RO水1リットルにかかる料金1.5円
天然水であればミネラルが結晶化し、浮遊物が発生する可能性はどのウォーターサーバーにもあります。
RO水は不純物を除去しているため浮遊物や沈殿物の心配は無用ですし、クールクーではプロによる定期メンテナンスを1年に1回無料で受けられます。
クールクーのROろ過は透き通った水を自宅で作れるので、安心して飲むことができますよ。
タンク内を自動再ろ過していつもキレイ!「クールクー」の仕組みを見てみる⇒
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